小森のこと。 小森は東北地方のとある村の中の小さな集落です・・・食いしん坊、薪ストーブ、農業、保存食作り・・・に興味のある人であれば、読んで損はないコミック。
小森という小さな集落で暮らす、いち子という一人暮らしの女の子が主人公。
故郷で米や野菜を育て、保存食を作り、野草をつみ、調理して食べる小さな日常が描かれている。
帯には、「スローフード」「ネイチャー・ライフ」というはやりの言葉が踊っているけれど、一年を通じて計画された堅実かつ創意工夫にあふれた流行に無縁な「農業と食料獲得の話」は興味深い。
毎回紹介される料理も、昔からの保存食(味噌、凍み豆腐、凍み大根、納豆、餅、甘酒・・)以外に、グミのジャム、ウスターソース、ぬてら、ウドとミントのフリット、キャベツや大根のケーキ、塩マスと野草のパスタ、ジャガイモパンなど、味の想像もつかないうまそうなメニューがでてくる。
そして優秀な道具として出てくるのが薪ストーブ。
作業場のドラム缶ストーブと、台所のダルマストーブの二種が登場してくる。特にダルマストーブは、うちでもキャンプに活躍してくれる例の鉄板ストーブ。
ひっつみ汁、甘酒、バゲット、あんこ、焼き芋、干し芋、等々の料理にも活躍しているし、梅雨の湿気払い、冬の保存野菜を寒波から守るためにも使われている。
煙突掃除や、薪割りの紹介もある。
作者の五十嵐大介さんは、初めて読んだ漫画家さんなのだけど、実際に岩手で農作業されながら作品を書かれているらしい。
自給自足生活にあこがれる人には、何か始めたい!という気持ちをかき立ててくれるし、美味な暮らしは楽して手に入るものでもない現実もわかる。
何はともあれ、いち子の食べ物をほうばる顔をみるだけでも幸せになる一冊。食欲の秋にぴったり。
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きっと来週には読んでいるかも。
何か読みたいって思いながら
良いコミックにめぐりあってないので
楽しみ♪
あ゛ー
書いている途中でアップしちゃった。。
補足文、かいときます。
おお、読んでみたいですw。
早速アマゾンでご購入!
>美味な暮らしは楽して手に入るものでもない
そうなんですよねえ。
最近その事を深く深く考えます。
自分自身のだめだめさを沢山沢山痛感してます。
でもいつかは、満足のいく美味な暮らしができるといいなあ。
がんばろう!
是非、読んでみてくださいなー
おーちゃんや、りんさんには楽しめる本だと思います。
農業、草むしりへのケツたたきにもいいっすよ!
やらんといかんなぁという気持ちになります。
今日2軒本屋回ったけど、なかったの。
やっぱアマゾンかな。。。
よいですね。なんか作者にも興味でちゃいました。
>おーちゃんへ
アフタヌーンという雑誌に連載されていたので、青年雑誌コーナーにおいてあります。
おもしろいらしい、という評判は見ていたのですが、あまりメジャーじゃないのかなぁ?
>KONちゃん
konちゃんは読んだことあった?
作者はほぼうちらと同年代の人のようです。
農家出身の人には、いろいろ考えさせられる話でもあります。
読んでないよ。最近面白いマンガをしいれてないな。
今度マンガ大会やりませんか?
自分のお勧めをもちよる。
マンガ大会、よろしいですわね
うけてたちますわ!喧嘩上等!
ちがう、ちがう。
働きマン も、そのとき読んでみてちょう
マンガはあまり読まないのですが、これはちょっと読んでみたいかも!
・・・ってなわけで、実は今日、入手しますた。
ヤフオクで、2巻セット送料込み910円。よっ!買い物上手!<自画自賛
これから読みまーす♪
秋、、、なんちゃって自給自足生活が楽しい季節ですなぁ。
ネタはたまっているのだが、UPする余力がないのですわ。
そのうちまとめてご報告しようかと思っちょります。
ちなみに今日のデザートは、お父さんが山から採ってきたアケビ。
初めて食ったぜアケビ!<所詮軟弱トウキョウ人
あらあ、mieさん、こんにつわ!
脱東京!田舎暮らし!はどうですか。
まんがですけど、けっこう絵柄は絵本みたいなスケッチ風なので抵抗ないかも。
あけびもでてました。
実を食べた後、皮をサブジにしたり、挽肉詰めてあげてお弁当にしたり・・
早くなんちゃって農村ライフ紹介してくださいませよ。
それと別のエッセー本で福井はほとんどの家が共働きって書いてあった。
ほんまなのねぇ
やっと2巻揃ったので、楽しみながらじっくり読んでます。
色々な食材を使った料理も美味しそうだけど、
それ以上にドキドキするような文章があって
マンガを読むというより本を堪能している気持ち。
もちつき機がちょっと欲しい今。
餅つき機、て。
臼と杵をかうのじゃー
うちの餅つき器、年末まで使わないと思うからよろしかったら使ってちょうだい。