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実際は違う
「かっこいい設計事務所のオフィスにしたい」
「カブトムシの幼虫をいっぱい飼っているかっこいいオフィスなんかないよ!」
「あるよ!絶対ある!カブトムシの幼虫飼ってる!」といっていました。
ないよ

先週末に新年会をしたキット屋の大橋さんに聞かれました。
「佐山さんさぁ、籍はいってるの?」
「ん?」
「なんかさあ、ごろんさんとさるこさんて協働って感じするから。」
「はあ。」
「自分はカミさんと一緒にしごとなんかできないよ。」
「本名は佐山香住ですよ。だってさ、二人の事務所で佐山さんいます?って電話が来たときにどちらの佐山ですか?っていうのもうっとうしいですからね。で、仕事は対等にしているし。」
という社交辞令をお話ししてしまいました。

男が設計するすまいって片手落ちのような気がするなあ。私は男だけど。やっぱり、男は男の視点だし、女性は女性の視点だし。建築って言うと見方は広がるけれど、すまい・住宅っていうジャンルで考えると男女の視点があってしかるべきだし、今の最大公約数でつくられているハウスメーカーなんかのやり方って言うのはそれで良いのか?!と思ってしまうですねえ。男社会の売りたい論理で造られているんじゃないのって思ってしまうもの。

なんか、ちがうんじゃないか。今のままで住宅造っていって良いのか?と常に思っているですよ。昨年、建築条件付のクライアントから設計を頼まれて、条件を付けている不動産屋&工務店とつきあったんだけど、「2ヶ月様子を見させてもらったけど、あんたら、ほんとにうちら佐山チームとお客さんにきちんとした望み通りの施工結果を残せるんですか?」と迫ったら「できませんから、今回は辞退します」となりましたからね。基本的に金儲けと佐山チームがやろうとしていることは違いすぎるようですねえ。現実的に。どうやら。


だから、カブトムシの幼虫を飼っている事務所なんかない。それは正解。たぶん。でも、カブトムシの幼虫を真剣に飼っている設計事務所は本物なんだよ。それは、どういう理由でそうなのかはよくわからない。きっと、命を大切にする事務所ってことなんだと理解してくれると良いなあ。けっして、投資目的で来春生まれた奴らを高い値段で売ろうとしているのではないということだけは信じてもらいたい。(爆

カブトムシ、2世が成長中なんですか!
ということはあの大きくて白くてムチムチ太った幼虫がいっぱいいるんですね。
わくわくしますねぇ。
それが夏前に蛹になって、しっかりカブトムシの形になって、うすい茶色のカラを破って出てくるまで、楽しみですね。
ときどき、観察記録も載せてくださいね。
来シーズンは、私もカブトムシ繁殖に挑戦してみようかな。

そうなんですよ。12月に入って、夏の想いでのカブトムシ飼育箱を片づけようと飼育マット(おがくず)をひとすくいしたら、なんとむきエビのような太った幼虫がゴロゴロ出てきました。
数えると全部で8匹いました。今、それらを一匹一匹お手製のペットボトル飼育器で飼育しています。春になるのが楽しみですねえ。
へんなオフィスになっています。ジャズやクラシックも浴びせていますのでへんなカブトムシがでてくるんだと興味津々です。
リクエストに応えて飼育記録そのうち書きますので楽しみにしていて下さい。

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