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ひょうたんを育てるのは初めてなので様子がわからない。7月末頃から、葉っぱが枯れ始めていた。8月に入りほとんどの葉が枯れた。もしかしたら、追肥のやりすぎかもしれない。まあ、しかし。思ったほど大きくならなかったが、8cmのフルレンジスピーカーを仕込むには問題ないだろう。SA/F80AMGを仕込む予定。これはアルミ・マグネシウム振動板を持つ優れものらしい。

【アルミ・マグネシウムコーン(防磁型)】 音質の良い振動板の材質として、現在注目を浴びている「マグネシウム」。マグネシウム素材を使ったこのスピーカーの一番の特徴は、優れた低域特性を持ち、厚みのある低音を再生できる所。且つ、高域の伸びやかさを失わわず、クリアな中高音を再生します。 コクと深みのある、明瞭なサウンドを楽しめるスピーカーです。 byコイズミ無線さんのサイトより


060812-1.jpgさて、もう大きくならないだろうと判断し本日収穫した。収穫と同時に加工に突入。サイズ的には、蚊取り線香の大きさが直径11.5cm。右上のがいちばん大きく、直径17cm高さ28cm。スピーカーには上のふたつを使う予定。

060812-2.jpgまずは、内部を腐らせ、種を取り除くための仕込み。ドリルで頂部に穴を開ける。木工用キリ(9mm)で穴開け。スピーカーになる際はこの穴からケーブルが出てくる。

060812-3.jpg内部のくされを促進するために土を入れる。土に腐敗菌が混じっているために入れるらしい。土はどんなものでもかまわないと教科書

060812-4.jpg土を入れたあと、棒で中をつつく。そして、水を入れる。どうなることやら。教科書に書いてあるとおりにやるも、初めてのことなのでさっぱり先が読めない。近所の人に嫌われないように臭いに注意とある。臭いんだろう。しかし、その臭さは体験してみないとさっぱりわからない。


今日、設計を終えすまいの工事が始まったばかりのお施主さんから見て欲しいと言われていたカフェに行く。内装のイメージをそのカフェのような雰囲気にしたいとのこと。逗子にあるその店に入り、コーヒーを注文。ブレンドを頼むが深入り系の私の好みの味。たしかに雰囲気は落ち着く。枠まわりは枯れた古材を使ってビンテージ感を演出。壁はコテムラのある左官系。構造材のふるびれた木部をホワイト系に着色。あえてローコスト感を出すために塗装は拭き取り。ジャンルで言えば古き良きカントリーか。ふと天井に目をやると、ひょうたんスピーカー。ややや。である。聞こえるか聞こえない程度にBGMが流れているおり、音の発生源を特定できないほど空気になじんでいる。店の対角線上にその小さなひょうたんスピーカーはぶら下がっているのだが、見ただけではそこが音の発信場所とは思えないほどふわ〜っと音が空気を支配していた。ひょうたんに耳を近づけるとたしかに音は出ていた。アンプは何を使っているかまでは特定できなかったが、張りのある中音としっかりした低音が聞き取れるので、もしかしたら真空管かもしれない。音量を落としたときに骨格まで痩せないのが真空管アンプの良さでもある。お施主さんが良い雰囲気と感じたのは、ひょうたんスピーカーのせいかもしれないと本気で感じたのだった。

さてさて、ひょうたんも加工段階に突入。あと1ヶ月もすればひょうたんスピーカーから音が出せるかもしれない。ふわっとしたBGMを得意としそうなひょうたんスピーカー。真空管アンプもそれに合わせて新調したいとムラムラ。クラシックや弦楽器系のBGM用に仕立てようかと画策。泥沼は果てしない。さらには来年はもっと大きなひょうたんにしたい。ひょうたん栽培も泥沼の気配濃厚だ。

▼ コメント(5)

お久しぶりです。
 まー、立派に育ちましたね。
 これからどんなSPが出来るか楽しみですね。

 ところで今年の家のトマトはあまり甘くありません。
 陽の光を、夏の暑い空気を沢山吸収出来ていない
 為なのでしょうか?

 ん… 自然の力はすごいですね。
 農家の知人が、今年は日照不足でお米の出来が
 良くないと言っていましたが、
 これから少しでも夏が楽しめたらいいのですが。

ひょうたん、見事に成りましたね。
ひょうたんから駒ならぬ、ひょうたんからスピーカーが作れるなんて・・・。
楽しみですね。
ひょうたん作りと言えば志賀直哉の「清兵衛と瓢箪」を思い出します。
あの中にも確か、瓢箪の制作行程が書かれていたような。

さて、我が家の天窓の緑のカーテンですが、今年は工事のため中断してしまい、屋上の床上で毎日たくさんの花を咲かせています。
来年こそは天窓を覆い尽くすよう工夫してみます。
ちなみにネットの性能は上々で、かなりの効率で遮熱しているようです。
このままですめば、一つ課題をクリアできそうです。

それから、我が家も今年はカブトムシ飼育始めました。
来年たくさん生まれるよう、けっこう真剣に飼っています。

▼濱さん

トマトほんとにあまり甘くないですね。7月の日差しが少なかったからでしょうか。
今度は「3488」あたりにしようかと…。今年はまだ1台もつくっていないし。

▼Tolaさん

うまくいったようで安心しています。前と同じようにやったのですか?少し改良されたのかな。

緑のカーテン今年の様子を見ると、種からやる朝顔はダメですね。さっぱり大きくならない。
来年は、ゴーヤ、ブドウ、ひょうたんでカーテンをつくろうと思います。
ブドウは鉢植えにして4年ほどになるのですが、秋に幹だけを残して丸裸にするのですが、春にはあたり一面を覆い尽くしてしまいます。ゴーヤもいまだに新芽を出しながら伸び続けているし。

今年の初め、我が家の91Bの玉を、
WE 300Bに交換しました。

これほどまで、音色が艶っぽくなるとは
思いませんでした。
音像の立体感も増したように思います。

今度は722の玉も交換しようかなと考えています。

今あるアンプ達のバージョンアップで
遊びます。

濱さん

いいですねえ。WEですか。そんなに違いますかね。
価格差くらい違わないとやってられませんものね。
今度、いつかチャンスがあったら聞かせてください。

722はCV4004に換えるのですか?
ぐっと重心が低くなるって言ってましたよ。Oさん。
換えたら感想聞かせてください。ぜひぜひ。

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