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本日。葉山森戸神社の宵宮。16:00~18:00 子供御輿。18:00~20:30 本神輿。裏方のお手伝い。明日は14:00~20:30本神輿。両日とも真名瀬會の提灯持ち。この提灯持ちは自ら進んで願い出て3年目。やっと周りが見えるようになってきた。葉山に住み始めて17年。祭りに参加したのは3年前から。やはり、根を下ろすのであれば、その町のお祭りに参加して初めて地域と一体になれる。提灯持ちも20年くらいやって初めて古老達とコミュニケーションができるようになるのではないか。明日は本宮。しっかり提灯を持とう。

先週末。鎌倉の若い地主さんとコミュニケーション。彼は先祖から受け継いでいる自分の財産を「ディズニーランドにしたい」という。理解できた。「ナチュラル・ライフ・コミュニティーにしたいということだろう」とぴんと来た。7月に横浜桜木町でのサンスケ・イベントで初めてお会いした。サンスケの会場では、私の一方的なプレゼンテーションだっただろう。しかし、その機会を通じてコミュニケーションができる場をつくっていただいた。ありがたく彼の待つ場所へハンドルを握った。賃貸住宅の建ち並ぶ敷地へ案内され概要をお聞きする。もう人が住めなくなった家屋を再生したいという。その際には、裏の竹藪、サクラを植えた休耕地、それらを財産として有効利用し入居者に使ってもらいたいという。農園付き賃貸住宅コミュニティ構想を持たれていた。「薪ストーブのある家」「土間のある家」「菜園のある家」などなど、それぞれ特色のある賃貸住宅の集合とし、全体像は街並みも含めて特色ある地域にしたいという。今まで私が個人住宅で展開してきたテーマを集大成したような空間になりそう。私はワクワクしながらも聞くことに終始。きっと、もっともっといろんなことを考えているに違いない。プレゼンテーションはせず、大切にコミュニケーションしていきたいと思ったからだ。「鎌倉・ナチュラル・ライフ・コミュニティー」こうご期待。

先週呑んでいる席で、7年前設計した建て主Tさんから言われた。「佐山さんって、メールではさらっとスマートに書くよね。『あれからいろんなことがあったんですよ。久しぶりに呑みたいですね』とあったんで、あれは血の通ったメールだったんだよ」と言われた。なるほどそうかと。いっぱい思いが詰まったときにはできるだけさらっと書くことが多い。しかし、単純にコミュニケーションしたいときにはぽろっと本音が出るようだ。会話をする際にいろんなことを考える癖があって、後先考えずに自分から相手のフトコロに飛び込むことはしない。(ことが多い。と自分では思っている<つっこむ人OK) これって、ひとりっこであるが故、幼少時の日常茶飯事コミュニケーションが不足していたことに起因するのかもしれない。多感な子供時代に親しい兄弟とのジャブの応酬を経験していないのだ。そんなTさんもひとりっこ。しばし、ひとりっこ談義で盛り上がった。「鎌倉・ナチュラル・ライフ・コミュニティー」の若いオーナーもひとりっこ。いやはや。。。コミュニケーションは心の会話。きちんとした感情のやりとりをしていきながら、唯一無二の世界を同士で構築していきたいと思っている。

明日は、本神輿。町の古老から伝心伝承の良いチャンス。しっかりコミュニケーションして地域の伝統を身につけたいと思う。

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