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●2010年02年01日(月)

昨日薪情報が舞い込む。5年ほど前に完成したお客様からの情報。ここ数年、薪割り用の油圧薪割り機を導入し、その機械を収納するための場所を薪乾燥場所(我が家の玄関ピロティ)の一角に造作(ぞうさく)したために薪の確保量の目立てが狂っているのだ。年3〜5回ほど軽トラで薪にするための丸太を確保しに行く。冬の暖かさは自分の力でと意気込んでいてもめんどくさいのが事実。薪置き場が一見いっぱいになったように見えた時点で薪狩りは終える。薪割り機の収納場所は薪量にして3週間分ほどの場所を占有している。それをすっかり忘れてストーブシーズンを迎えてしまうのだ。今年も2月いっぱいで薪が無くなりそうだという事態に頭を抱えていたときの朗報。ありがたく、いそいそと軽トラで向かう。

●2010年02月02日(火)

昨夜更け雪が舞う。少々風のあったので我が家3階のテラスはプチ吹雪模様。心が躍る。道産子ながらもうすでに関東での生活の方が長い。18年vs31年。雪国の苦労が無くなり同居している両親は神奈川の気候を喜んでいる。20年ほど以前は毎年腰や肩を痛めていた。まあ、ちょっとは親孝行できているか。軽トラに満載されている丸太や乾燥薪をおろす。 

●2010年02月03日(水)

節分。本来の季節の変わり目。1月生まれの私は、三碧木星か四緑木星か悩む。節分前の生まれは三碧木星。節分後は四緑。ともいうらしい。四緑木星の象徴する特性。/////「風」はとどまることを知らずわずかな穴でも伏入して持ち前の力を発揮します。形は無いが物にぶつかりはじめて流れが変わるなどその存在がわかるように情勢にともない動いて行ける柔軟性を持ち、ぶつかる対象が見つかることで大いに力を発揮し流れに逆らわず人に従い運命を運ぶのが特性と言えます。//// 風をなんとか建築に使いたいと異常に興味を示す私は四緑なんだろう。そう決めた。

●2010年02月04日(木)

位置指定道路延長の可能性を探るため役所へ。中途半端な物言いにいらっとして、はっきりものを言えよ!「開発のがれでやるためにはどうすんの?!」。役人はタイドを硬化した。キツネとタヌキのばかしあい。こっちの真剣なジャブに道を諭してくれた。誰から給料もらってんの?いつも思うこと。言わないけど。でもいつも思ってしまう。心の奥の奥に収納しておこう。午後。地域ビルダーへ。7事務所にコンペ公募。エントリーはうちの1社のみ。風の建築。新たな展開を試みるにはチャンスは多い方がよい。応募要項を読むだけで気持ちが奮い立つ。。そうそう。先日安西君から教えてもらった金沢区のラーメンや。Good。私のNo.1岡山の「やまと」。それに次ぐ候補。うめや。いいね。

●2010年02月05日(金)

先日の打ち合わせで収納量を検証した。新築するにあたり今持っているものの量が多いためにクロゼットの面積を充分確保したいという。要望をお聞きしてゾーニングをしていたが一般的なクロゼット面積に比べてとても多いと感じていた。その要点のみに話を進めるとイメージと現実が乖離していると感じた。実際には求めているスペースと必要なスペースは違った。このコミュニケーションはとても有意義だった。図面に描かれた収納場所の空間的な大きさを正しく認識できていないのは当然なのだが、どんなに多くそのスペースをさいても安心できるかというとそうでもない。これは、心理的なこと。育った環境にも影響されている。

●2010年02月06日(土)

年明けから週一で重ねてきた内容を百一プランにまとめる。クロゼットも。午後打ち合わせ。やはり収納面積で話が止まる。収納問題は分類できることがわかった。「置きっぱなし収納」「乾いた洗濯物置き場」「見る収納」これらの性格別置き場は一言でクロゼットにしまって良しという訳にはいかない。経験的に、農家型しまう理論、借家型しまう理論は知っていた。農家型は広い場所があるため使うときに使いやすいように平面的に広い場所をつかいながら「置いていく収納」。借家型は狭い場所を立体的に使いきっちりとしまい込んで「使うときに取り出していくいく収納」。強いて言えば、農家型は際限なく置く場所があるのでおもむくままに置くものを増やす傾向。借家型は、しまえる場所が増えれば増えるだけため込む傾向。どっちも収納場所が少なければモノもため込まないのではないかと思うの。みなさんどうでしょう。一時名をはせた収納家近藤典子さんは「借家型」。農家型の人はあこがれると思いますけど。できないのでは。


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