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●2009.06.02(火) 13:30〜解体開始。天井高さ確認

いよいよ現場が動き出す。今は亡き奥様のお父様が描かれた図面から躯体の様子を探れるだけ探っていた。しかし、築30数年を経過しているため残っている図面が少なかった。天井を解体した時点で、予定通りの天井高さを確保できるかが最大の関心事。現場に行くと予定よりも低くせざるを得ないことが判明。購入済みの天井目一杯の家具をどう納めるか。監督と作戦会議。


●2009.06.03(水)  スケッチの応酬

詳細図を描いている時間がない。ディテールはスケッチで現場に指示。ガシガシ描き、PDFで監督に何枚も送る。監督からもスケッチが届く。勢いある現場。

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●2009.06.11(木) 13:30〜 現場チェック

IK○Aで購入した家具の納入第1弾。天井まであるクロゼットの納品。うまくおさまるかを確認。その他、現場で発生する様々な案件をつぶしてゆく。建築家の娘さんでもある奥様も立ち会いその場でどんどんきまってゆく。現場をとめることはできない。あと2週間ほどで結果を出さなければならない。

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●2009.06.18(木) 14:00〜 現場チェック

現場に行かなくても、ほとんど毎日監督とメールや電話でやりとり。現場がどんどん動いてゆく。現時点での追加工事の増減を出してもらう。その内容を加納さん奥様に確認してもらう。契約に至るまでのコスト調整時、やむなくカットした玄関ドアの改修をどうしても復活したいという。すまいの顔でもある玄関。出費止む無しとの判断をもらい決行することに。契約では既存のドアにフェロドール塗装で終わることになっていた。ガルバの造作ドアに変更。

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●2009.06.23(火) 13:30〜 玄関ドアの詳細打ち合わせ

先週末、杉田○ースの営業担当からドアクローザー(DORMA)を勧められる。なかなかよい。ドアに内蔵できるのでドアがすっきりとまとまる。現場に営業担当に来てもらい説明をこう。監督は費用増無しでやれるというので奥様に説明し即決定。しかし、目標の6/26(金)には間に合わず、玄関周りは残工事決定。少し残念。


●2009.06.26(金)16:00〜 造作周りの完成予定

午後一。幕張メッセ。杉田○ースの展示会でドアクローザー(DORMA)を体験。まずはOK。その足で現場へ。クリーニングが入っていた。納期が間に合わなかったキッチン、玄関ドア、浴槽、ベランダデッキを残してほぼ造作完了。FRP防水の浴室は良い感じ。一通りチェック。6/28(日)には引っ越しの荷物がやってくる。引き渡し前ではあるが、仕方がない。もう少し工程に巻を入れたかったが。走れるだけ走っていたとは思う。

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●2009.06.28(日) 荷物だけの引っ越し予定

葉山は雨。都内も雨だろうか。無地に荷物が搬入できると良いと雨に思う。


●2009.07.13(月)  キッチンの搬入日&引き渡し

ベランダデッキ、かろうじて残ったオリフィスウイング1枚の造作完了に合わせて現場チェックを予定するも雨にたたられ予定が2転3転。ついに最終のキッチン納入日まで現場確認ができなかった。夕方、現場入りし、残工事のチェックと全体のチェックを行う。オリフィスウイング。ベランダに平行して流れる風をうまくとらえて室内に風を導いている。狙い通り。玄関ドア枠周りの塗装がいまいち。加納さんご夫妻とも確認。塗装による仕上げに見切りをつけ、アルミのフラットバーで仕上げることにする。キッチンもセットされいよいよ全貌が見えた。設計者のチェック内容を監督と加納さんご夫妻に伝え、引き渡しに入る。加納さんからは「ありがとう。よくやってくれた」とお言葉をいただき安堵。かつては、インテリアデザインの仕事にも就かれていた加納さん。実はプロ。今回のリフォーム専門会社を押した加納さんの目には狂いがなかったのだ。監督共々職人さんもよく走った。加納さんご夫妻のご厚意で、8/1(土)のオープンハウスも決定。もう既に4組ほどの方がオープンハウスを楽しみにされていますと伝えると喜んでくれた。2009.04.14、突然の電話から始まったこのプロジェクト。約3ヶ月で決着した。約半月工期が遅れたが無事にソフトランディング。約100平米のマンションリノベーションのプロジェクトは終わった。


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